こんばんは、文子です。
コロナ禍の中、皆様お元気でお過ごしですか?
第五波はすさまじく、大変な日々を送っている方もおられると思います。
道文館では、おかげさまで先週の日曜日に金沢本部剣術セミナーを無事、開催することができました。
参加された皆様、ありがとうございました。
今回は、タイ捨流兵法の四段の試験を受けられる方がいらっしゃいましたので、「大太刀之壱」として「表」から始まる七つの大太刀技の続け使い、その他、弍段の「進歩」、参段の「詰」と、それぞれの段の課題を皆で勉強しました。
基本として「表一つに裏二つ」これが重要な課題ですが、相手の剣にのまれてしまうと、表(真っ直ぐ)に入れず、つい、裏(左右)に活路を見出だそうとしてしまいがちです。
しかし、表あっての裏であり、いかに表を修得するかが鍵となるそうです。
そのために、相手に打ち込むまでの間合における三歩
一歩目(中段)二歩目(上段)三歩目(正中線に剣をおろす)
この間合の取り方と、剣をふり上げるための、膝の抜き、すり足、胸の抜き、呼吸で剣が挙がり踏み込み、足の裏が地面に着地する前に剣が降りる、、、という
文章にすると長くなりましたが、要するに、剣を大きく正中線上(面であり甲手である)に動かす呼吸をつかむことが重要である、と先生がおっしゃっていました。
相手にとらわれず、無心にして間に入れるという働きを稽古する事が基本である、、、
という事を今回のセミナーでは学んできました。
多分…。
四段の試験風景です。
それではまた(^-^)
文子。